Ayaです。
先日、堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 氏の新書、【すべての教育は洗脳である】を読んできました。
もともと、学校好きじゃない自分にとっては感心させられる一冊でありましたので感想など書いていきたいと思います。
内容的にはこんな感じ
学校とは本来、国家に従順な国民の養成機関だった。しかし、インターネットの発達で国境を無視した自由な交流が可能になった現代、国家は名実ともに“虚構の共同体”に成り下がった。
もはや義務教育で学ぶ「常識」は害悪でしかなく、学校の敷いたレールに乗り続けては「やりたいこと」も「幸せ」も見つからない。では、これからの教育の理想形とはいかなるものか? 本音で闘うホリエモンの“俺流”教育論!
感想などは続きをどうぞ。
学校はもともと工場(会社)で働く人を育成するために作られたもの
この文章をみてすごく感心させられました。そういえば、みんな決められた時間に学校に行き授業を受ける。
体育の時間なんて、まるで軍隊のようなことやっていましたよ。
「右向け―右!」「番号始め!1,2,3!~」みたいなこと。
行進の練習とかも一人違っていたら「やり直しー」と言われたりなど今思えば昭和初期かとツッコんでしまいそうな感じです。今もやっているのかな?
ただ、学校で学んだ事って実際のところ今の社会に役に立っているのかと言うとほとんど役に立っていません。
私なんて、学校よりもむしろ社会に入って学んだと言ったほうが過言でありません。
そんでもって、あくまで私の勝手なイメージでしかありませんが、昔の工場ってまさにこんな感じで働いていたのではないかなと思います。
学校:朝8:30までに登校→授業→15:00授業終了
工場:朝9:00朝礼→作業開始→休憩→作業再開→17:00終礼
こうやってみると学校と工場の仕組みって似ている感じがします。工場だけじゃなく普通に会社で働いている人も似たようなスケジュールでやっている人多いですよね。
私が以前こういった記事を書いたことあるのですが
って思うわけであります。で、それができない人間は結局社会で通用しないぞと企業で働く大人は言うわけであります。
これからは好きな事でスキルを上げて生涯稼ぐほうが有利
企業で必要となる人材(会社員)というと、その会社でまんべんなく仕事ができる人が有利だと思います。要はスポーツが得意で体育の成績は5だけど、勉強できないので英語の成績は2ではなく、スポーツも勉強もそこそこでき成績はほぼオール3という感じの人。
しかし、正社員という肩書でその会社でしか通用しないスキルしか身につけることができない場合、今後その会社が無くなってしまったら転職は難しくなります。特に歳をとったらなおさらです。
だからこそ、好きな事をとことんやってお金を稼げるスキルを身に着けたほうが今後の為にもいいと思います。
スキルを身につけるためには、もちろんある程度のお金が必要です。
お金を貯めるのも大切ですが、お金を使って自分のスキルを高めていくことによって単価が高くなりますし歳を取ってもお金を稼ぐことができるのではないでしょうか。
もしかして、私も洗脳されていた?
私は反抗することって無かったのですが、けど周囲と浮いていたこともあったので学生時代洗脳されていたのか?と言われると洗脳はされていなかったと思います。
しかし、大人になるにつれて正社員にならないといけないとか結婚して子どもを産まないといけないという世の中の普通の生活を送らねばならないという囚われを持つようになりこれがある意味この著書にある洗脳なのかな?と思いました。
今は終身雇用もないに等しいし正社員になること、また結婚したからといって幸せになるとは限らない世の中なので自分が生きやすいように生きることが大事なのかなと思っています。
さいごに
学校で身につけた個性を隠し我慢することによって日本の社会生活を身につけるという時代は終わろうとしています。
自分の好きな事をきわめてそれを仕事にできるようにすれば、皆うつ病などにならず楽しく穏やかに過ごせるのではないでしょうか。
ただ、今の義務教育を含めた学校教育という制度は多分法律が改正されない限り無くならないと思いますし最低でも高校までは出ておいたほうがいいと私は思います。
なぜかというと、現実的に高校まで出ておいたほうが将来の仕事の幅が広がるからです。いわゆる保険というやつになってしまいますが、好きな事でお金を稼ぐことって時間がかかりますからね。こういってしまうとまだ洗脳から覚めていないような気もしますけど…。
もし、今の職場の環境に何かしら違和感を感じるのであればぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。ひょっとしたらその洗脳から解放される可能性だってありますので。