場面緘黙症

【書評】かんもくの声を読んで場面緘黙症の現実を知った

場面緘黙症の人が書いた本「かんもくの声」について

こんにちは、あやはる(@aya_haseko08) です。

今回は久しぶりに本の紹介をしたいと思います。

本の名前は「かんもくの声」

場面緘黙症の当事者の方で現在も啓発活動をおこなっている入江紗代さんが執筆しています。

これまで、場面緘黙症の当事者の経験談として発表されているのは(私が知っている限りではありますが…)コミックエッセイが多かったのですが、今回は文章で表現されているので小説や活字好きな方はもちろん、当事者の方、周りの人で場面緘黙症の人がいるかもしれないと言う人はぜひ読んで欲しい1冊でもあります。

「かんもくの声」はどんな内容?

かんもくの声は著者である入江紗代さんの半生を元に構成されています。

子供時代の場面緘黙症で辛かった日々や、大学時代に起こった鬱や引きこもりなどの出来事、社会に出て場面緘黙症を克服しその後どんな感じで生活しているかと言った流れになっています。

あとは、場面緘黙症の啓発状況や置かれている状況などについても解説しています。

「かんもくの声」を読んだ私の感想

私自身も過去に場面緘黙症の症状を持っていた立場としては、自分の人生とほぼほぼ似ているなと感じました。

自分の子供時代なんてそんなに言うほど思い出せないことがほとんどですが、緘黙の症状で大変だったこと、辛かったことを具体的に書いてあってとてもわかりやすく書いているなと感じ、自分自身の過去を振り返ってみると

「あ、確かにそんなことあったよな…」

と思い出して時には胸が締め付けられそうな感じになりました。

それだけ、私自身も当時辛い思いをしていたんだと回想にふけました。

場面緘黙症の当事者の人がこの本を読んだら、共感することばかりじゃないかなと思います。

エッセイというか体験記的な感じで書かれているので、活字が苦手な私も読みやすかったです。

あと、入江さんとは一度かんもくフォーラムというイベントでお会いしたことありますが、あのイメージとは全く想像がつかない人生を送っていたのだなと感じました。

言葉では言いづらいですが、お会いした時は真面目で勉強が得意な感じを持っていました。(笑)

「かんもくの声」はこんな人に読んで欲しい

私なりに「かんもくの声」を読んでほしい人は以下の通りです。

  • 場面緘黙症の当事者
  • 場面緘黙症の疑いがある子供さんを抱えるお父さん・お母さん
  • 友人がパートナーがもしかしたら場面緘黙症を持っているかもしれないと思う人
  • 教育や福祉・医療に携わる人

特に私が読んでほしいなと思う人は太字になっていますが後半に書いてある方たちです。

場面緘黙症という症状についてはまだ認知度が低いということもありどう対応したらいいのかわからないという人も多いと思います。

かんもくの声を読むことで、当事者の辛さや感じることを少しでも知っていただきどうやって接していけば良いのか考えていただけたらいいなと思います。

その他、場面緘黙症について知りたい人はこちらの記事で紹介していますのでぜひ参考までに。

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あやはる (Aya)
あやはる (Aya)
1980年代生まれの独身女。元場面緘黙症。普段は事務職で働く兼業ブロガー。好きなことは旅行と読書(ミニマリストやお金・自己啓発系) その他ITに関するブログも書いています。

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