最近、ニュースなどで言われている3Dプリンター
このキャラクターの立体フィギュアが欲しいけどなかなか手に入らない。
ならばいっそのこと自分で作ってみてはいかがでしょうか?
こんにちはAya(@aya_haseko08)です。
以前は自分が欲しかったキャラクターのフィギュアとかって作るのがすごく大変だったと思いますが、3Dプリンターができたことによってそれが可能になりました。
さらには自分に3Dデータを作るスキルがなくても誰かにお願いするというシステムもでき、ある程度お金があればそれが容易にできるようにもなりました。
けど、そんな中良いご縁がありましてその夢が実現してしまったのです。
というわけで今回は3Dプリンターを使ったフィギュアの制作過程について紹介したいと思います。
ちなみにどんなものを作るかと言いますと、うるせぇトリというLINEスタンプを作っているmame&co(@m_c_l_s)さんが作ったキャラクター「まるいの」です。

- 写真などのデータを3Dデータに変換(使える人に頼むほうが良い)
- 3Dデータを3Dプリンター用のデータに変換する
- 3Dプリンターで印刷
- やすりで磨き、装飾をつけて完成
目次
3Dデータを作る
3Dでフィギュアを作る際は、写真などの平面データを3Dで表現しなければいけません。
3DCADや3Dソフトを勉強された方はできるかと思いますが、経験ない人は難しいと思います。
なので、3Dデータ扱える人にお願いするのが良いでしょう。
最近は、ココナラといって自分のスキルを売り買いできるサービスがあるのでこちらでお願いするのが一番よいと思います。
ちなみに、私は3Dできる人にお願いしました。
よく飲みに行っている金輝さんのイベントで知り合ったにっしーさん (@areastations ) です。
【お知らせ】2018/4/29(日) 12:30~16:30 #ひらば で第2回 #展示会 を
開催!最寄駅は京阪本線 #枚方公園 駅で、入場料は無料で申込も不要です。#3DCAD で #平昌オリンピック & #パラリンピック を表現し#ゲーム 要素を増やしましたので、お越しになって楽しんで下さい。https://t.co/pM8awfLk8v pic.twitter.com/NCqqJU7mTj— にしかわ@エリアステーション奈良 (@areastations) 2018年4月13日
仕事で3DCADをやっていて、スポーツ好きなのでこのような作品を作っているみたいです。
ちなみに、3Dのデータはこんな感じです。

3Dプリンタで出力する
自分で3Dプリンタを購入するか3DプリンタのあるFAB施設に行き出力します。
FAB施設というのはものづくりを専門にしたコワーキングスペースのことを言います。
これから、たくさん作りたいというのであればこのような3Dプリンタを購入するのも良いのですが値段が安いのでも30000円するので、あまり使わない人はやはり3Dプリンタが置いてあるFAB施設に行ったほうがいいと思います。
今回私はにっしーさんの紹介で心斎橋にあるシゴトバLABさん(@shigotobalab)にお願いしました。
まず、最初に講師の方から説明を受けた後実際制作していきます。ざっとした流れはこんな感じです。
- 作ってきた3Dデータを3Dプリンタ出力用のデータに変換
- 3Dプリンタにデータを転送し印刷
- 完成
3Dデータを3Dプリンタ出力用のデータに変換

今回はFusion360というソフトで作ったSTLデータをSimplityというソフトに取り込んで出力用のデータを作ります。
フィギュアの形そのままでやってしまうと細い部分(手足)が折れてしまうので補強もつけておきます。
3Dプリンタにデータを転送し印刷
完成したデータ転送(今回はSDカードに保存して3Dプリンタにセット)し出力します。

まずはプリンタを設定温度まで温めて準備をします。
準備が整ったら、下の方からぐるぐるぐるーと印刷していきます。
(動画のほうがわかりやすいのでTwitterの埋め込みをどうぞ)
3Dプリンタわず pic.twitter.com/82CJPBrWFA
— Aya@緘黙ミニマリストブロガー (@aya_haseko08) 2018年4月29日
完成
少し熱いので冷ましてから、補強の部分を外して完成です。

塗装をして仕上げる
もし、色などをつけたい場合はやすりなどで磨いてから専用の部屋などで塗装をしていく形になります。
私の場合は、白なのでマジックで表情書けばよいということでした。
家帰って、表情つけて完成した作品はこちらです。
3Dプリンタでまるいのくんを作って見ました。@m_c_l_s pic.twitter.com/XcSReQ9Z4N
— Aya@緘黙ミニマリストブロガー (@aya_haseko08) 2018年5月1日
たくさんの人から反応いただきとてもうれしかったです。
さらに、このまるいのくんを作った作者の人からも反応いただきました。
可愛い!
技術の進歩はすごいですね(*´ω`)っ— mame&co (@m_c_l_s) 2018年5月1日
にっしーさんからも
3Dプリンターで作った「まるいのくん」がかわいくできてお見事です!自分が3Dデータを設計したものでプリンターで形になってとても嬉しいです。Twitterに作品を掲載して頂いてありがとうございました。また3Dプリンター制作とシゴトバBASEを気に入ってもらえて嬉しかったです。
— にしかわ@エリアステーション奈良 (@areastations) 2018年5月1日
3Dプリンタはその他こんなところで活用できる
3Dプリンタっていうとやはりフィギュアとかをイメージする人も多いかと思いますが、こういった部分でも活用できちゃいます。
- 電化製品の試作品の作成(プレゼンなど)
- 家具や機械が故障した時の部品の製作
- 世界にひとつしかない手づくりアクセサリー

特にアクセサリーは実際シゴトバLABさんで見たのですが、本物と近いような感じでした。
さいごに
3Dプリンターでフィギュアなどを作る方法をまとめると
- 写真などのデータを3Dデータに変換(使える人に頼むほうが良い)
- 3Dデータを3Dプリンター用のデータに変換する
- 3Dプリンターで印刷
- やすりで磨き、装飾をつけて完成
3Dプリンターはニュースで取り上げられたこともありますがこれからどんどん普及していくと思いますのでぜひ利用してみてはいかがでしょうか?
(大きさなどで値段も変わりますので念のため問い合わせくださいませ)
シゴトバLAB・シゴトバBACEさんについて
最後に宣伝になりますが今回お世話になったシゴトバBACEさんについてです。
場所は大阪の心斎橋から歩いて10分ほどのところにあります。
心斎橋駅徒歩10分、西大橋駅徒歩1分で月額6000円〜利用可能なシェアオフィス。
デスク・椅子・無線LAN、プリンター(有償)も完備、開業まもない方やフリーランスの方にお勧め。二階には3Dプリンター等完備したシゴトバLABもあるよ。https://t.co/fZUpNBkXuR pic.twitter.com/qwRLo8rlO9— シゴトバLAB (@shigotobalab) 2018年5月3日
3Dプリンタなどが利用できるスペースの他、コワーキングスペースもあります。
シゴトバLAB個人利用(全て税別)
平日9〜18時が基本、時間外、土日祝日のご利用は3日前にご予約必須。
基本利用料1000円機材紹介
塗装ブース1時間400円
塗料、エアブラシ等はご持参頂きます。
ポリパテ作業等にもご利用いただけます。 pic.twitter.com/zKh3GOgpSl— シゴトバLAB (@shigotobalab) 2018年5月2日
3Dプリンタを利用する際は事前に予約が必要になりますのでご注意ください。